活動紹介

2018年度WG活動について

 2018年7月11日、2018年度のWG活動の一つとして、第1回リスクアセスメントWGを開催しました。このWGでは、ガイドライン等でこれまでに開発・提案されている様々な手法を教材とし、会員各社がリスクアセスメントに関する理解を深め、より効果的に実施することを目的に取組んでいます。

 今回のWGには、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)から講師をお招きし、『重要インフラにおける機能保証の考え方に基づくリスクアセスメント手引書』に関する解説を行いました。約70名が参加する中、リスクアセスメントを実施する上での課題や懸念点に関して熱心に質疑が行われました。

 なお、電力ISACでは、各社のサイバーセキュリティの取組み向上を図るため、今年度は下記のWG活動を進める予定です。

【2018年度活動予定のWG】

WG名概要
火力システムWG火力の発電所監視制御システム等のサイバーセキュリティに関するグッドプラクティス等を共有し、課題解決に向けた意見交換を行う。
水力システムWG水力の発電所監視制御システム等のサイバーセキュリティに関するグッドプラクティス等を共有し、課題解決に向けた意見交換を行う。
需給・系統システムWG需給制御システム及び系統制御システムのサイバーセキュリティに関するグッドプラクティス等を共有し、課題解決に向けた意見交換を行う。
共通・ITシステムWG最新のサイバーセキュリティに関するトレンドや電力分野に係るIT/OT全般に関するグッドプラクティス等を共有し、課題解決に向けた意見交換を行う。
リスクアセスメントWG様々なリスクアセスメント手法の概要・特徴を理解し、各社で効果的に実施していくために、課題の共有とともに解決に向けた意見交換を行う。
SMシステム
脆弱性情報共有WG
スマートメーターシステムに関して、重大な脆弱性・セキュリティ事故・事象が発生した際に、必要に応じて関係者間で情報交換を行う。