お役立ち情報
電力業界の事業者様に関係するサイバーセキュリティ関連の情報を適宜発信しております

昨今、重要インフラ全体でサプライチェーンに起因するリスクが高まりつつあり、これに対するセキュリティ対策の重要性がますます高まっています。こうしたなか、2025年6月3日、経済産業省より「電力制御システムに関するサプライチェーン・セキュリティ対策の手引き」が公表されました。
本手引きは、電力事業者に求められるサプライチェーンセキュリティ対策の取組を支援するために、対策の実施に関する手引きや対策の実施に当たって参考となるグッドプラクティスを示すものです。

主な対象：
この手引きは、電力制御システムに関与する以下の事業者や関係者を対象としています。

• 電力制御システムを運用する電気事業者
• 電力制御システムおよびこれを構成する機器・ソフトウェア等の設計・製造・施工・保守・運用等を受託する者

手引きのポイント：
「電力制御システムに関するサプライチェーン・セキュリティ対策の手引き」では、以下のような内容が詳述されています。

　１．サプライチェーン・リスク管理
　２．セキュリティ仕様の確認
　３．機器の適切な管理

活用方法：
本手引きは、電力制御システムに関与するすべての組織が活用できる設計となっており、以下のような場面での活用が推奨されています。

　✓新規委託先との契約時のリスク評価
　✓委託先に対するセキュリティ仕様の策定、管理
　✓機器のライフサイクルに沿った管理

詳細情報：
詳細な内容については、経済産業省の公式ホームページで公開されています。ぜひご確認ください。
「電力制御システムに関するサプライチェーン・セキュリティ対策の手引き」詳細はこちら