お知らせ
2017年03月28日
電力ISACの設立について
このたび2017年3月28日付で、電気事業者間のサイバーセキュリティに関する情報共有および分析を行う組織「電力ISAC」を設立いたしました。
昨今、社会全体においてサイバー攻撃の脅威が高まっており、海外では電気事業者がサイバー攻撃による被害を受ける事例が発生し、国内の電気事業においても大きな脅威が押し寄せています。 これまでも電気事業者は主体的にサイバーセキュリティ対策や演習等を実施してまいりました。しかし、昨今の状況や、今後さらに高度化・巧妙化するサイバー攻撃に対処していくためには、事業者間で脅威情報や分析結果を共有し、適切かつ迅速に対応できるような仕組みを構築していくことが不可欠です。
電力ISACは、こうした認識のもと、電気の安定供給に重要な役割を担う事業者間で、信頼と互助の精神に基づきサイバーセキュリティに関する情報等を交換、分析することにより、事故の未然防止、発生した事故に対する迅速な対応等を実現することを目的として設立した組織です。また、海外における同等の機関との連携等も視野に入れ、情報共有を推進してまいります。
私どもは、日々高度化・巧妙化するサイバー攻撃の脅威に立ち向かい、電気の安定供給に貢献してまいります。
電力ISACの概要
組織名 | 電力ISAC (英文:Japan Electricity Information Sharing and Analysis Center) (略称:JE-ISAC) |
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所在地 | 東京都千代田区大手町1丁目3番2号 |
代表 | 代表理事 :野村 武(中部電力株式会社 執行役員 情報システム部長) |
設立日 | 2017年3月28日 |
目的 | 電気の安定供給の役割を担う事業者間で、信頼と互助の精神に基づきサイバーセキュリティに関する情報等を交換や分析することにより、事故の未然防止、発生した事故に対する迅速な対応等を実現すること |
事業内容 |
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正会員※
(50音順) |
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特別会員※ |
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※ 正会員、特別会員:電力ISAC規約第4条参照のこと。